STUDY in JAPAN

認定能力

TOPJ CEFR 能力の目安
上級 A C2 熟達した日本語話者のどのようなレベルにも柔軟に対応できる能力を有する。速さや話し方の癖にかかわらず、会話や討論を問題なく理解し、適切な反応を示すことができる。また、抽象的で複雑な内容を含むテクストを速やかに理解し、その内容に基づいて深い議論や自己の意見を表現することができる。特に、言語や構造が難解であるようなテクストでも、文脈や論理をしっかりと把握し、適切に解釈する能力を持つ。
B C1 学会・研究会、或いは、職場の会議等で自身の考えを論理的かつ明確に表現し、議論を進めることができる。また、ビジネスの場面において、メールやFAX等書面でのやりとりを不備なく行い、相手に対して適切な返信や意見交換ができる。また、自己の専門分野や職務に関連した高度なテクストを理解し、その内容を他者と共有する能力を有する。
C 高等教育機関において、自身の研究について、他者と協議、及び討論を行い、複雑な問題に対して自分の立場を明確に示し、相手と議論を深めることができる。また、専門分野の著書や論文を読み、その内容を理解した上で自身の論を綴ることができる。職場においては、一般的な電話対応の他、定型的なビジネスメールや報告書作成においても、内容が高度であっても正確にやり取りを行うことができる。
中級 A B2 学校や職場等、自身の属する環境において、専門的な話題や議論に参加し、相手と十分なコミュニケーションをとることができる。議論や説明の内容を理解し、自分の意見や考えを相手に伝えることができる。また、自身の専攻、或いは専門分野における著書や論文を読み、内容を理解した上で、必要に応じてレポート、業務報告等を作成することができる。さらに、業務に関連する資料を理解し、自分の意見や分析を求められた場合に、適切に表現することができる。
B 学校や職場等、自身の属する環境において、相手と十分なコミュニケーションをとることができ、意見交換や情報提供ができる。議論の流れを理解し、話題が比較的身近であれば、話の内容に沿った反応や意見を述べることができる。また、仕事や学業において既有の知識に基づいて、簡単なエッセイやレポートを構成し、自己の意見を整理して表現することができる。時事問題や専門的な内容について簡潔な文章を読み解くことができ、日常的な文章や報告を理解し、それに基づいた思考を行うことができる。
C B1 日常的な会話であれば、会話の要点を把握することができ、十分なコミュニケーションをとることができる。たとえば、仕事や学校、日常生活でよく使われる言葉や表現を理解し、簡単な意見交換や情報の提供ができる。また、基本的な文章を構成し、簡潔に自分の考えや経験を表現することができる。
初級 A-4 A2 日常生活における身近な話題(たとえば、自己紹介や家族構成、日常の買い物、近所の話題、仕事に関連する簡単な情報など)についてよく使われる語や表現を理解し、具体的な状況で基本的なコミュニケーションをとることができる。
A-5 A1 日常生活において自分自身や身の回りの日常的なニーズに関する基本的な語や表現を理解し、簡単なやり取りをすることができる。具体的には、自分や他者の基本的な情報を伝えたり、簡単な質問に答えたりすることが可能である。また、日常的な場面でよく使われる表現を聞き取って理解し、それに対する適切な応答ができる。
B   日常生活において自分自身や身の回りの日常的なニーズに関するごく簡単な語や表現を理解し、単語レベルであれば相手とのやり取りをすることができる。
C   日本語に興味を持ち、ひらがな、カタカナ、漢字に慣れ親しみ、日本語に触れる環境を得る。日常の基本的で簡単な挨拶ができる。

財団法人アジア国際交流奨学財団の奨学金応募者は上級C以上の取得が望ましい。

※学部生、博士前期課程は年間72万円・博士後期課程は年間84万円支給・就学生並びにその他の留学生については奨学金の枠の拡大を検討中。

協力教育機構:清華大学、北京第二外国語大学、北京工業大学、北京理工大学、上海外国語大学、南京農業大学、東南大学、京都外国語大学、新東方教育科技グループ、また、当財団 の奨学生の出身校の東京大学、早稲田大学、東北大学、群馬大学など。

主催:TOPJ実用日本語運用能力試験実施委員会

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